レビュー Logicool G310 「Romer-G」採用コンパクトゲーミングキーボード
今回レビューしたのは「Logicool G310」
ロジクールのオリジナルメカニカルキースイッチ「Romer-G」を採用したコンパクトタイプのゲーミングキーボード。
無駄な機能を廃し、重量を軽くすることで非常にコンパクトで軽いキーボードとなっている。
特にLoLやFPSなどのコンマ数秒を争う世界において、非常に高い性能を発揮するキーボードだろう。
仕様(2016年1月時点)
価格 : 8500~11000円前後
重量 : 約765g
サイズ : 390.5(W)185.2(D)35.5(H)mm
キーストローク : 3mm +- 0.2mm
同時入力数 : 20以上
スイッチ : Romer-G メカニカル
ギャラリー
WASDキーへ指を置くようにキートップがオリジナルになっている。キートップが凹んでいるので指がぶれないのも特徴。キーボードは全キー青色に光る。
左手を置く部分にのみパームレストがあり、右手部分には無い。これは完全にゲームプレイを前提とした設計。しかもスペースキーが手前に傾斜しているので一般的なキーボードよりタイプしやすい。
左側のキーもこのように傾斜がついている。少しでも押しやすいように考えられた設計。
キーボード右上にはライト調節ボタンとゲームモードのONOFFキーがある。ゲームモードは指定したキーを無効化することが出来る。専用ツールで無効化するキーを自由に選べるのが特徴。半角全角キーなども一時的に無効に出来るのがとても好印象。
キーボードの上部にはドックとよばれるスマホスタンドが付いている。取り外しも可能。スマホを使った情報確認やスカイプなど使い道が結構工夫出来る。ただ、キーボードとセットにする必要があるかと聞かれると現時点では微妙。
動画レビュー
まとめ
FPS、MOBA(LoLなど)特化型ゲーミングキーボード。
同時押し可能なキーも多く、瞬間的にキーを入力できるようにキーをおした時の反応する高さが一般的なキーボードより低めに設定されている。その上、キーに微妙な傾斜や凹凸がついているので押しやすいように設計されている。
Windowsキーだけじゃなく半角全角キーなども一時的に無効化出来るゲームモードなど非常に考えられたゲーミングキーボード。さすがロジクールの実績と貫禄。
ただ、オリジナルキーのRomer-Gがメカニカルキーというよりはメンブレンキーのような打鍵感なのが残念。
そしてマクロなどの機能に対応していない点に注意必要。
特に沢山のキーを使うMMORPGには向かないと思われる。余計なキーや機能を排除しFPSやMOBAをするのに特化させたゲーミングキーボードだ。
メカニカルキーボードと言うよりゲーム特化メンブレンキーボードという方がしっくり来るキーボード。
メカニカルキーの打鍵感を楽しんだりするのではなく、ゲーム向けのコンパクトなキーボードが欲しい人にオススメ出来る逸品。